まず揃えたい道具リスト
壁塗装の仕上がりは、実は塗る腕前より「道具と準備」でほぼ決まります。最低限、次のものを揃えましょう。
- ローラーとバケット——広い面はローラーで塗るのが基本。ペイントローラーは中毛(毛丈13mm前後)が室内壁の万能タイプです。
- 刷毛——ローラーが入らない隅・際を塗るのに必須。刷毛は50mm幅前後が使いやすいサイズです。
- 養生用品——養生テープとマスカー(テープ+ビニールが一体になったもの)。床・巾木・コンセント・窓枠を保護します。
- 下地処理剤——ヤニ・シミの上から塗る場合や、吸い込みの激しい下地には下地処理剤(シーラー)を先に塗ると発色とムラが大きく改善します。
- その他——パテ(穴埋め用)、サンドペーパー、攪拌棒、手袋・汚れてもいい服。
手順1:掃除と補修
壁のホコリと油汚れを落とし、画びょうの穴やへこみはパテで埋めて、乾いたらサンドペーパーで平らにならします。この工程を飛ばすと、塗った後に凹凸がそのまま影になって目立ちます。
手順2:養生——仕上がりの8割はここで決まる
塗らない場所との境界に養生テープを貼り、床は広めにマスカーで覆います。テープは壁との境目にすき間なく、指でしっかり圧着するのがポイント。面倒に感じますが、養生が丁寧なほど境界線がシャープに仕上がり、「プロっぽい」見た目になります。
手順3:下地処理剤 → 本塗り2回
- 必要に応じてシーラーを塗り、規定時間乾燥させる。
- 1回目——先に刷毛で隅・際を塗り(ダメ込み)、続けてローラーで「W字」を描くように塗り広げる。厚塗りせず、薄く均一に。
- 規定の乾燥時間を守って乾かす(ここを急ぐとムラの原因に)。
- 2回目——同じ手順で重ねる。1回で仕上げようとせず「薄く2回」が鉄則です。
- 塗り終わったら、塗料が完全に乾く前に養生テープをゆっくりはがす。乾いてからはがすと塗膜ごと割れることがあります。
塗料はどれくらい必要?
塗料の必要量は「塗る面積 ÷ 塗料の塗り面積(缶に記載)× 塗り回数」で計算できます。買いすぎ・足りない事故を防ぐには、壁紙・塗装 必要量計算機に壁のサイズを入力してみてください。塗り面積と必要な缶数の目安が自動で出ます。
賃貸にお住まいで塗装が難しい場合は、原状回復できる貼ってはがせる壁紙DIYという選択肢もあります。
